診療科目

お子様の成長に合わせた治療を

乳歯は柔らかいので、むし歯の進行が早くすぐに神経に達してしまいます。

永久歯が上手く生えてこれるようにお子様の成長に合わせた治療を行います。

また、歯医者嫌いにならないように、雰囲気、音、痛みなどに最大限配慮をしています。

乳歯のむし歯の治療の重要性

「乳歯は萌え変わるから、むし歯になっても放っておいても大丈夫」ということはありません。

お子様の将来のためにも必ず歯科医院にご相談ください。

永久歯の成長のために

乳歯のむし歯がひどくなり歯の根に膿が溜まると、その下にある永久歯が発育不良を起こします。「ターナー歯」と呼ばれる、形がいびつだったり、極端に小さかったり、茶色に変色したりした永久歯が生えてくる原因になります。

健やかな成長のために

痛みがあると生活や集中力に支障が出るのは大人も子供も同じことです。運動能力が下がる、学習能力が下がるなどの影響が心配です。

また、よく噛まずに食べたり食べ物をそのまま飲み込んだりする癖がつくので、顎が成長せず小さいままになってしまいます。永久歯(乳歯より大きい)に萌え変わった時に歯が並びきらず、歯並びが悪くなってしまう原因になります。

ご家族の方へのお願い

特に4歳~5歳のむし歯に注意してください

4~5歳くらいまではむし歯になりやすい上に進行も早いのですが、よく見ないと初期症状はわかりません。

歯の表面に白い濁りが見られたら、歯の表面のエナメル質が溶けるむし歯の初期症状です。

できるだけ早く歯科医院に相談されることをおすすめします。

お子様を連れて来られる際のお願い

子供は嘘に敏感です。お子様が前向きに治療に取り組めるように、嘘の行き先を言ったり脅して連れてくることは可能な限り避けてください。

また、むし歯の進行度やお子様の感度によっては、痛みに配慮をしても痛みが出る可能性はありますので「痛くないよ」と言うこともなるべくであれば避けてください。

ふく歯科の小児歯科治療

大人になってから「歯医者が嫌い」という方は、子供の頃に「怖い」「痛い」などの恐怖体験をされた方がほとんどです。

そこで、ふく歯科では歯医者嫌いをつくらない歯科医院を目指して工夫をしています。

脅さない、怖がらせない、無理に押さえつけない

言うことを聞かないからといって怒鳴って叱りつけたり、お子様を怖がらせるようなことは言いません。また、拘束具を使って無理に押さえつけて治療をするということもしません。

※お子様の安全のためにどうしても必要な場合はご両親に前もってご相談させていただくことがあります。

痛みや恐怖に最大限配慮

相手が子供だからといって、痛みを我慢させたり怖がったまま治療を進めたりということはしません。

通常の注射よりも痛みの少ない電動注射器を使ったり、音の静かな機械を使うなどして、可能な限り痛みや恐怖を無くせるように配慮します。

声かけをしっかりします

注射の前に「少しチクッとしたらごめんね」と声をかけたり、機械のスイッチを入れる時に「大きな音がするけど大丈夫だよ」と声をかけたりして、お子様に安心感を与えます

「できた」を大切に

初めから上手に治療を受けられるお子様はいません。大きなお子様でも、初めての治療の際にはスムーズに進まないのは普通のことです。

まずは椅子に座る、椅子を寝かせる、お口に器具を入れてみる、歯にお水をかけてみる、など、小さなことからスタートします。

「できた」時はたくさん褒めて、最終的には一人で治療が受けられるようにトレーニングしていきます。

子供だからこそ大切にしたい「予防歯科」

ふく歯科では、お子様向けの「予防歯科」をご用意しています。

予防歯科を受けるメリット

歯科医院に慣れる

定期的に歯科医院に通う習慣があれば、大人になってから「歯医者が億劫だ、怖い、行きたくない」と思う可能性を減らせます。

治療の痛みを減らせる

毎回歯の状態をチェックしますので、むし歯を早期に発見することができます。治療開始が早いほど、痛みは少なくて済みます。

正しいブラッシング習慣

自分の歯を守れる大人になるためには、正しい歯ブラシの習慣が大切です。予防歯科ではブラッシングの指導も行います。

子供のむし歯を防ぐための主な予防歯科のメニュー

フッ素

フッ素を塗ることで、歯のエナメル質を丈夫にしてむし歯菌の働きを抑えます。年に2~4回塗るようにするのがおすすめです。

シーラント

萌えてきたばかりの6歳臼歯には、細くて深い溝がたくさんあります。「溝を埋めてむし歯にならないようにしてしまおう」というのが「シーラント」と呼ばれる予防方法です。

ただし、溝を埋めるだけなので取れてしまうこともあるので、定期的に歯科医院でチェックするようにしてください。

「よく噛める」を諦めない

「入れ歯にしてからお煎餅や漬物などが食べられなくなってしまった…」という患者様は多いものです。

ふく歯科では、保険診療から自費診療まで幅広い種類の入れ歯を揃えています。

一緒に「よく噛める」「痛くない」「取れない」理想の入れ歯を探してみませんか?

入れ歯でお困りの方はご相談ください

「保険の入れ歯だから仕方がない」「何度も作ったけれどどうしても合わない」など…。

入れ歯に不具合のあるまま我慢していませんか?

ふく歯科では、ご予算・ご希望に合わせて患者様に「ピッタリだ!」と仰っていただける理想の入れ歯作りを追及しています。

諦める前にふく歯科にご相談ください。

チェックリスト

  • 装着すると違和感がある

  • すぐに取れてしまうので煩わしい

  • 噛むと痛みが出るので辛い

  • 硬い物や薄い物が上手く噛めない

  • 話しにくい

  • 口内炎が増えた、歯ぐきの調子が悪くなる

  • お手入れをしても入れ歯の臭いが気になる

  • いかにも入れ歯という見た目で気に入らない

  • 肩こりなどの症状が出た(噛み合わせが悪い)

  • 味がわからなくなった気がする

このような症状は、自分にピッタリの入れ歯が出来れば解決する可能性があります。

ふく歯科で入れ歯を作るメリット

国内の歯科技工所と提携

国内にある高い技術力を持った歯科技工所が、患者様の身体にぴったりフィットした入れ歯を作ります。

幅広い選択肢

保険から自費の入れ歯まで、患者様のご希望や体質に合わせた幅広い選択肢をご用意しています。

ご自分の歯をなるべく活かして

ふく歯科では、可能な限り残っている歯に負担がかかりにくい入れ歯作りにこだわっています。

入れ歯の種類

保険の入れ歯(レジン=プラスチック製)

保険の入れ歯は「安いけど良くないのでは…」というイメージがあるかも知れません。

しかし、しっかり合わせて、腕の良い技工士が作れば十分に使い心地の良い入れ歯を作ることも可能です。

特に初めて入れ歯を作る方は、まずは保険の入れ歯をお試しいただき、それ以上の使い心地・美しさを求められる場合に自費診療の入れ歯を検討されることをおすすめしています。

金属を使った入れ歯(金属床義歯)

  • ゴールド床

    ゴールド床

    金は適度に柔らかいので精密な加工に向いています。また、人体との適合性が良く身体に優しく、腐食による変色もありません。

  • チタン床

    チタン床

    チタンは軽いので顎に馴染みやすく、お口の中の違和感が少なくて済みます。また、アレルギー反応を起こしにくい金属です。

  • コバルト床

    コバルト床

    耐久性に優れているので快適な状態で永くお使いいただけます。

目立ちにくい入れ歯(ノンクラスプデンチャー)

金属のバネが無いタイプの入れ歯です。金属を使っていないので金属アレルギーの方にも安心です。

材質が半透明なので歯ぐきの色調と馴染みやすく見た目が自然です。また、弾力性があり折れにくい性質を持つ素材なので、入れ歯全体を薄く仕上げることができ、お口の中も快適です。

吸いつく入れ歯(コンフォートデンチャー)

入れ歯の粘膜面に「生体用シリコーン」と呼ばれる特殊な素材と技術で加工をした入れ歯です。

シリコンは柔らかく吸着力があるので、歯ぐきと入れ歯の間でクッションの役割を果たします。このため、噛んでも痛くなりにくく、食事を楽しむ生活を取り戻せたという患者様も多数いらっしゃいます。

素材的に変質しにくいという点もメリットです。

白く明るい美しい歯へ

歯の表面にヤニや茶渋などの色のついた汚れが付着すると
ブラッシングや市販のホワイトニング材では落とすことが難しくなります。

歯科医院のホワイトニングでは、歯科専用の漂白剤を使って歯の汚れを白く明るくすることができます。

ホワイトニングを希望される方へ

ホワイトニングによって着色汚れを漂白することはできますが、歯の色そのものを白くすることはできません。

歯の色には個人差があります。また、それに伴い結果にも個人差があります。

詳細は受診の際にご説明させていただきますのでまずはお気軽にご相談ください。

ふく歯科のホワイトニングのメリット

医療機関のホワイトニング

エステサロン等とは違い医療機関なので、医薬品や医療器具を使ったホワイトニングを安心安全に行います。

お口の健康を第一に

無理なホワイトニングをすると歯や歯ぐきのトラブルの原因になります。ふく歯科は安全第一で施術を行っています。

歯の色見本を用いながら治療計画を説明します

ご自身の歯と、歯の色見本を比べていただきながら、どの程度のホワイトニングが可能そうか、それにはどのくらいかかりそうかなどを事前にわかりやすく説明します。

ふく歯科のホワイトニングのプラン

ホームホワイトニング

歯科医院で作ったトレーに歯科医院で処方された歯科用漂白剤(ホワイトニング用のジェル)を塗布して、ご自宅で1日2時間程度装着していただく方法です

ふく歯科では、院内でホワイトニング用のトレーを作るので、受診後早いタイミングでホームホワイトニングをはじめていただけます。

多くの場合、おおよそ2週間程度で差が出てきます。

ホワイトニング以外の方法でお口の中を美しく

お口の中の汚れの種類や歯が暗く見える原因によっては、ホワイトニングではなくPMTCをご案内することがあります。

美しい歯並びと健康のために

歯列矯正治療は見た目を良くする他にも様々なメリットが期待できます。

例えば「発音がハッキリしない」「嚥下障害(飲食物の咀嚼や飲み込みが困難)がある」
といったトラブルは不正咬合(噛み合わせの悪さ)が原因であることも考えられるからです。

初回無料相談実施中!

矯正治療は保険適応外となり、少額とは言えない費用がかかります。

また、医院によって治療方針が異なるため、抜く本数・使用する装置・治療期間・料金などが異なってきます。

ふく歯科では患者様に十分納得して治療を開始していただけるように無料相談を行っています。お気軽にお電話にてお問い合わせください。

ふく歯科の矯正治療

矯正治療とは乱れた歯並びを綺麗に整え、機能的な噛み合わせをつくる歯科治療のことです。

悪い位置にある一本一本の歯を顎の骨の中で少しずつ動かしたり、顎を良い方向に誘導し成長をコントロールします。

矯正専門の担当医が治療をします

ふく歯科では日本矯正歯科学会認定医が診療を行います。

普段のケアや小さなトラブルなどは院長が必要な時にすぐ対応しますのでお任せください。


歯に器具を装着することでブラッシングがしにくくなった口腔内環境を「むし歯や歯肉炎になっていないかどうか」「ブラッシングが行き届いているかどうか」毎回の経過観察の際にチェックしています。

万が一症状があった場合でも初期の段階で気が付くことができるので歯を削ることなく治療が完了することも考えられます。

噛み合わせを重視した矯正治療を行います

ふく歯科では、ただ「歯並びを綺麗にする」だけではなく、機能的な噛み合わせを重視した矯正を行います。

良い噛み合わせのメリット

  • 発音が上手くできるようになる

  • よく噛めるようになる

  • 食べ物をこぼしにくくなる

  • 歯と歯が擦れて歯がすり減ることが少なくなる

  • 顎関節症状の軽減

  • むし歯、歯肉炎になりにくくなる

  • 不正咬合による顔の変形を防ぐことができる(成長期のみ)

矯正治療に最適な時期は?

お子様の矯正治療

永久歯が萌えはじめたら

6歳~7歳頃の乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)が第一段階としての矯正治療の適齢期です。

子供の時期の歯並びと歯の萌え変わりは、噛み合わせだけでなく顎と顔の発達に大きく影響します。ここで矯正治療を行うことにより永久歯のスムーズな萌え変わりを促すことを目標とします。

※不正咬合の種類や状態、歯の萌え具合、しばらくそのままでも問題無いお子様の場合は、永久歯が萌え揃うのを待つこともあります。

相談が遅くなった場合は?

全ての歯が永久歯になった時期(永久歯列期)以降でも矯正治療ができないわけではありません。

実際、混合歯列期に第一段階の矯正を行ったお子様でも、本格的な矯正(永久歯を最も理想的な噛み合わせに整える)を行う方もいらっしゃいます。

お子様の歯並びと矯正治療について

歯並びや噛み合わせを悪くしないために

歯並びが悪い原因としては遺伝や体質に因ることが多いですが、下記のような癖がある場合は早めに生活習慣を改善することをおすすめします。

  • 大きくなっても指しゃぶりが止められない(~3歳まで)

  • 常に舌を出すような癖や頬杖をつく癖がある

  • 口が開いている、口呼吸をしがち

  • 柔らかい食べ物が好き、よく噛まないで食べる

矯正治療を始めたらケアのお手伝いを

矯正器具を装着すると歯ブラシが当たりにくくなります。

ふく歯科でも、お子様に毎回ブラッシングの指導を行いますが、正しくブラッシングできているかどうか保護者の方も一緒に確認してあげるようにしてください。

大人の矯正

永久歯が萌え揃った方が適応となり、いわゆるワイヤーによる矯正治療を行います。

歯周病の治療・入れ歯やブリッジの作製は歯並びを整えた上で治療した方が効果的な場合もあります。

矯正治療の進め方

STEP.1

初回相談

無料の初回相談(要予約)でお口の中を拝見します。
ご質問にもお答えしながら治療方法や費用について概略をお話しします。

STEP.2

精密検査

噛み合わせや骨格のずれ、歯の状態を調べて現状の分析を行い、お一人お一人に適した治療方法や時期を考えていきます。

【検査の内容(一例)】
 写真…お口の中や顔の写真を記録することで治療後の変化をわかりやすく比較できます。
 歯の型…立体的な模型により、より詳しい噛み合わせの状態を観察します。
 レントゲン写真…骨格的な問題や骨の状態を調べた上で治療の進め方を決めていきます。

STEP.3

診断

患者様のご希望や精密検査の内容をふまえて、不正咬合の状態、治療方法、治療期間について詳しくご説明します。
気になることは何でもご質問ください。

STEP.4

治療開始

診断結果に沿って矯正治療を行います。
矯正装置の選択は患者様ご本人(お子様の場合ご両親様とも)と相談し、できるだけご要望に添うように選びます。
様々な矯正装置を使って段階的に歯を移動させ、上下の歯が計画通りに動いて次第に正常な噛み合わせになるように調整していきます(動的治療)。

STEP.5

保定

治療が終わったら矯正装置を外しますが、暫くの間は歯が元の位置に戻ろうとします。
そこで、取り外しのできる保定装置を使います。装着の時間は、はじめは1日中、次第に夜のみなど、段階的に短くしていくことも可能です。
通常2~3年間の間は保定期間を設けて歯並びの安定を図ります(静的治療)。

むし歯とは?

むし歯菌の作り出す酸によって歯が溶けた状態を「むし歯」と言います。

むし歯の進行度合いは5段階(C0,C1,C2,C3,C4)に分けられます。

なるべく早い段階で治療をすることで、削る量も少なく、ご自身の健康な歯を守ることができます。

なるべく抜かない・削らないために

歯が悪くなってから治療を行うのではなく

歯が悪くならないように定期的なメンテナンスを行うことを「予防歯科」と言います。

予防歯科に力を入れている欧米では、国民の平均残存歯数が飛躍的に伸びていると言われています。

定期的に歯科医院でメンテナンスを

定期的にメンテナンスさえしていれば歯は一生持つと言われています。

現在は、歯が悪くなってから治療するのではなく悪くならないように気をつける「予防」が重視されています。

「むし歯でもないのに歯医者に行く」ことは変わったことではありません。むしろ、予防歯科はむし歯・歯周病予防の最前線なのです。

※クリーニングの頻度はその方の症状によって院長が判断します。

お口の中のメンテナンス、予防歯科の手順

STEP.01

チェック

毎日のブラッシングが上手くできているかどうかや、むし歯や歯周病などをはじめとしたお口のトラブルが起きていないかどうかを確認します。

STEP.02

クリーニング

お口の状態に合わせて、歯石の除去や PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)と呼ばれるクリーニングを行います。

STEP.03

アドバイス

ブラッシングや食事など歯の健康を守るためのアドバイスを行います。

特に、歯ブラシの仕方に問題があると、磨き残しが多いだけではなく毛先の刺激で歯肉や歯が削れてしまうこともあるので、ブラッシングの指導も行います。

ご希望・ご予算、お口の状態によって、お一人お一人に最適な定期メンテナンスをご提案します。

高品質なマウスガードを

ふく歯科では、素材にEVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)を使用したカスタムメイドマウスガードを製作しています。

スポーツマウスガード専門の技工士がお作りします。

予防歯科の役割

毎日の歯磨き「だけ」では不十分

自分で毎日、歯ブラシや歯間清掃用具を使ってしっかりとケアすることはとても大切なことです。

しかし、お口の中は複雑な形になっているので自分で毎日100%掃除しきることはできません。

この取り切れていない汚れが原因で、毎日正しくブラッシングをしていてもむし歯や歯周病にかかる可能性があります。

磨き残しによる汚れ

奥に入り込んだ歯垢

歯と歯ぐきの間にある深い溝(歯周ポケット)に入り込んだ歯垢は歯ブラシが当たらないので、落とすことができません。

バイオフィルム

歯垢の中にいる菌は、膜を作って歯にこびりつきます。台所の三角コーナーと同じようにヌルヌルして落としにくくなります。

硬くこびりついた歯石

歯垢が唾液中のカルシウムなどと結びつくと、石のように固くなって歯にこびりつきます。歯ブラシでは落とすことができません。

歯垢や歯石はむし歯や歯周病の原因となるだけでなく、お口の嫌な臭い(口臭)の原因にもなります。

これらの落としにくい汚れも歯科医院であれば綺麗に落とすことができます。

「抜かない・削らない」ための定期健診として

予防歯科には「専門家によるクリーニング」という役割に加えて、歯の状態を定期的に確認する「定期健診」の役割もあります。

早期発見・早期治療

むし歯は穴が開く前に処置をすれば、多くの場合削ったり抜いたりせずに治すことができます。

歯は一度削ると二度と元には戻りません。削らずに済むのであればそれが一番良いに越したことはありません。

定期健診を受けていれば歯の異常をすぐに発見・処置することができ、自分の歯を守ることに繋がります。

歯周病を予防するために

初期の歯周病にはほとんど自覚症状がありません。

歯が揺れてはじめて「何かおかしい」と気が付いて来院される患者様がほとんどです。

自覚症状が出る前に歯周病の治療を開始できれば時間も費用も少なくて済みますし、完治もしやすくなります。

ふく歯科でスポーツマウスガードを作るメリット

高品質なマウスガード

ふく歯科のマウスガードは、オリンピック選手やプロのスポーツ選手のマウスガードも手掛けた経験がある専門の技工士が作ります。

無料刻印サービス

他人のマウスガードと間違えてしまうことのないよう、唇側にイニシャル等を入れることが可能です。(文字数が多くなると文字が小さくなります)

競技毎にカスタマイズ

競技の内容や規程によって自由にカスタマイズが可能です。ご遠慮なくお申し付けください。

※むし歯などがある方は治療後でないとお作りできないことがあります。

8色から好きな色を選べます

スポーツマウスガードの色

カラーシートの上にクリアシートを圧接したラミネートタイプです。
全8色の中からお好きな色を選んでいただけます。

スポーツマウスガードの種類

  • スタンダード

    スタンダード

    スポーツ全般

    年齢・競技によって厚さなどの設計が変更可能。子供から大人・プロ選手まで、幅広い層での人気ナンバー1のRYMS定番モデル。

  • ラミネートI

    ラミネートⅠ

    格闘技/武道/コンタクトスポーツ

    前歯部分の二枚重ねで耐衝撃性をアップ。格闘技などコンタクトスポーツに適したマウスガード。

  • ラミネートII

    LaminateⅡ

    格闘技/武道/コンタクトスポーツ

    前歯、奥歯部分がさらに厚めの二枚重ねで、耐衝撃性が格段にアップ。格闘技、武道、コンタクトスポーツに適したマウスガード。

  • フロントフリー

    フロントフリー

    ゴルフ/テニス/綱引き/陸上競技
    剣道/空手の型/ウエイト競技

    前歯部分を開放したタイプ。前歯保護を目的としない競技などに最適です。

  • サバイバー

    サバイバー

    サバイバルゲーム専用

    BB弾被弾による前歯の損傷を防ぐために前歯部分のみを厚く、他の部分は極力薄めです。

  • ウエイト

    ウエイト

    ウエイトリフティング/ボディビル
    アームレスリング/パワーリフティング

    咬む面のみを2枚重ねにしてパワーアップと耐久性が向上しています。

ふく歯科のむし歯の治療方針

ふく歯科では「むし歯なら削ってしまえばいい」という治療は行いません。

歯は一度削ってしまうと元には戻りません。できるだけ歯を削らず患者様ご自身の歯を残せる方法で治療を行います。

痛みや恐怖に配慮した通いやすい治療環境

歯科治療は多くの場合、治療が終わるまでに複数回の通院が必要です。

ふく歯科では「歯医者が怖い方」「歯科恐怖症の方」また「嘔吐反射が強く(オエッとなりやすく)歯科治療が苦手な方」でも前向きな気持ちで最後まで治療に通えるように痛みや恐怖に配慮した治療を行っています。

恐怖感や痛みを和らげる笑気麻酔もご用意しています。ご希望の方はお気軽にお申し付けください。

なるべく抜かない・削らない

早期発見・早期治療

むし歯は治療開始が早いほど、削らずに済んだり、削る量が少なくて済みます。そこで「ダイアグネデント」という機械で歯にレーザーをあてて、むし歯の深さを測ります。

見た目だけではわかりにくい小さなむし歯も見つけることができます。

削る場合もこの数値を目安にしますので、無駄に削ることがありません。

削る場合は

むし歯の進み具合によってはどうしても歯を削る必要が出てきます。

その場合は、お口の中の状態を「レントゲン」や「口腔内カメラ」でモニターに映し出してご覧いただきながら、削る量や治療の方法をご説明します。

患者様の同意なしに削ることはありません。

PMTCをおすすめします

PMTCとは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」のことで、専門家(歯科医、歯科衛生士)によるクリーニングのことです。

一般的に知られている「歯石の除去」だけではなく、歯ぐきの奥に入り込んだ歯垢や、歯にこびりついているバイオフィルムの除去なども徹底的に行います。

一般的に痛みはありません

PMTC専用のペーストや機具を使って優しく丁寧に汚れを取り除いていきます。

基本的に痛みが出るような機械は使いませんので、安心してお受けいただけます。

審美的にもおすすめです

個人差はありますがコーヒーやタバコなどによる着色汚れにも効果的な場合があります。

歯の見た目が気になる方も一度ご相談ください。

矯正治療中の方へ

矯正器具は複雑な形をしているのでどうしても磨き残しが増えてしまいがちです。

定期的に医院でのクリーニングを受けていただくことをおすすめしています。

むし歯の進行度と治療について

C0 むし歯のなりはじめ(脱灰)

歯と歯の間にフロスを入れるとカサついたり、奥歯の溝が黄色っぽくなるなど歯の白濁が見られます。

痛みなどの自覚症状は無く穴なども開いていない状態です。

この段階のむし歯であれば適切なブラッシングと予防治療だけで歯が再石灰化して治ることもあります。

C1 初期~歯の表面(エナメル質)の虫歯

歯のエナメル質が溶け始め、表面が黒くなりはじめた状態です。

痛みはありませんが、治療せずに放っておくと急速に悪化します。

むし歯部分をなるべく小さく削り取り「コンポジットレジン」という白いプラスチックを詰めて治療します。

C2 中期~歯の中(象牙質)の虫歯

エナメル質の下の象牙質までむし歯が進行した状態です。象牙質はエナメル質より柔らかいので進行も早くなります。

冷たいものを飲んだり甘いものを食べたりすると、歯がしみたり痛んだりすることがあります。

むし歯になった部分を削り、詰めもの(インレー)を詰めて治療します。 

C3 後期~神経まで進行した虫歯

象牙質によって保護されていた歯の神経(歯髄)にまでむし歯が進行した状態です。

神経が炎症を起こしている状態なので、温かい食べ物がしみたり、刺激を与えなくとも激しい痛みを感じたりするようになります。

神経の回復が望めない場合や、既に神経が死んでしまっている場合には、神経を取り除き、被せもの(クラウン)を装着して治療します。

C4 末期~歯の根まで進行した虫歯

歯冠の大部分が崩壊し、歯の根の部分までむし歯が進行して化膿している状態です。

この状態になると、歯の神経は既に死んでしまっていることがほとんどです。そのため、痛みが少なくなったり無くなったりしますが、決して進行が止まったり治ったりしているわけではありません。

歯は血管と繋がっているので、放置すると菌が顎の骨や副鼻腔に感染したり、心臓や肺に回って病気を引き起こすこともあります。健康のために抜歯によって病巣を取り除く必要があります。

抜歯後は、ブリッジ、インプラント、入れ歯などの義歯治療を行い、噛む機能を取り戻します。

どうしてもの場合は

神経を抜く場合は

神経の状態が悪く回復が望めない場合や、既に死んでしまっている場合は、神経を取り除く(抜髄)ことで歯を残す治療を行います。

抜髄後の歯の中は菌や膿で汚れているので、隅々まで掃除・消毒を行います。また、ゴム状の材料を緊密に詰めて無菌化することで、これ以上歯がボロボロにならないように保全します。

根管治療について

この「根管治療」には痛いというイメージを持たれる患者様も多いのですが、他の治療に比べても、特別痛いということはありません。

「根管長測定器」で歯の根の深さを測りながら治療をします。

お薬による殺菌効果を待つため、治療期間が月単位になることもありますが、ご自身の歯を残すため、最後まで通院をお願いします。

歯を抜く場合は

ふく歯科では、歯を抜くのは最終手段だと考えています。

しかし、歯がほとんど溶けてしまっている場合や歯の根に大きな問題がある場合は、患者様の利益を考えて抜歯をおすすめすることがあります。そのままにしておくと、他の歯や、歯ぐきや顎の骨に感染症が及ぶ恐れがあるためです。

抜歯後は、患者様と相談しながら、インプラントや入れ歯などの義歯を作って噛む力を取り戻すための治療を行います。

高度なむし歯治療をご希望の方へ

保険診療を基本に、自費診療も可能

ふく歯科では保険診療内でも丁寧な治療を行っています。

ただし、患者様がより高い審美性・使い心地・技術を求められている場合には、自費治療を幅広い価格帯でご用意しています。

ご希望やご予算をお聞かせください。

歯周病とは?

歯周病とは、歯肉(歯ぐき)や歯槽骨(あごの骨)など、歯を支える周辺組織の細菌感染症です。

重症化すると、歯槽骨が溶けて支えを失った歯が抜け落ちてしまいます。

進行性の病気で、治療を行わなければ自然に治ることはありません。

歯周病の自覚症状

歯周病は、気が付かないうちに、歯を支える骨が無くなっていく病気です。

歯周病の症状が無いかどうか、ご自身でセルフチェックをされることをおすすめします。

チェックリスト

  • 歯をみがく時、歯肉から血が出る

  • 口臭がある(人から言われたことがある)

  • 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい

  • 起床時に口の中がネバネバして不快

  • 歯肉がムズムズとむず痒い時がある

  • 歯が浮いた感じがする

  • 歯肉が赤く腫れていて痛みがある

  • 歯肉を押すと血や白く臭い膿が出る

  • 歯が以前より長くなったような気がする

  • 冷たいものでよく歯が染みる

  • 歯がグラグラ動く感じがする

歯周病の治療

まずは正しくケアをし、保存的療法を行います

比較的軽い歯周病の場合は、お口の中を院内で隅々まで綺麗にした後、患者様に正しいブラッシングを覚えていただくだけで治療が完了することもあります。

歯ブラシがきちんとできているかどうか、炎症が悪化していないかなど、数回通院いただき確認をしながら歯周病の再発を防ぎます。

定期的にPMTCを受けましょう

歯周病の原因を大掃除

毎日のセルフケアでは取り切れない汚れは専門家(歯科医、歯科衛生士)による「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」を受けることで除去することができます。

専用のペーストや機具を使って、歯と歯ぐきの間の歯垢や頑固な歯石をきれいに取り除きます。

施術時に痛みは無く終わった後もすっきり・爽やかです。

外科的治療

歯周病の症状が進んでいる場合は、なるべく歯を残せるように症状に応じた治療を行います。

レーザー治療

レーザーを使って膿んだ歯ぐきを殺菌する治療法です。歯ぐきを切開することなく歯周病の病巣を取り除くことができます。

レーザー治療には血が出にくい(止血効果がある)というメリットもあります。

手術による治療

歯ぐきを切開し歯ぐきの奥に入り込んでしまった歯周病の病巣を切り取って取り除く方法です。

また、重度の歯周病では顎の骨(歯槽骨)が溶けて歯の支えがなくなってしまうので、骨の再生を図るために手術を行う場合もあります。

ふく歯科では、なるべく「自分の歯を残す」治療を心がけていますが、歯周病の状態・進行度合いによっては「抜歯」することが患者様にとって一番メリットがある場合もあります。

歯を抜く前に患者様と治療内容や今後の治療方針の確認をご納得いただけるまで行います。

抜歯後は義歯治療などを行います。

歯周病の原因と進行

歯周病の主な原因は「歯垢」と「歯石」

歯垢(歯周病菌の住処)

歯や歯と歯ぐきの間に黄白色の粘着物がついていることがありませんか?このネバネバが「歯垢(プラーク)」です。

歯垢1mgには1億個以上の菌が存在すると言われています。この中には歯周病菌も多数生息しています。

歯石とは

溜まった歯垢が唾液中のカルシウムを取り込んで石灰化し、硬く歯にこびりついた状態が「歯石」です。

歯石の表面はザラザラしているので歯垢がつきやすくなります。また、歯石によって酸素の届きにくい場所ができると、お口の中に歯周病菌が増えやすくなります。

遺伝と歯周病

お口の中に歯周病菌があるからといって、必ずしも歯周病を発症するわけではありません。同じ菌の量でも発症する方もしない方もいます。

もし、ご両親が重度の歯周病を経験されているのでしたら、遺伝的に歯周病菌に弱い体質であるリスクが考えられます。定期的に歯科医院に通って、歯科健診・予防を受けられることをおすすめします。

歯周病の進み方と症状

STEP.01

歯肉炎

歯周病の進み方1

歯周病は、まず歯肉が炎症を起こす「歯肉炎」から始まります。

歯肉が腫れると、歯と歯肉との間の溝(歯肉溝)が深くなり「歯周ポケット」ができます。この深い溝には歯垢が溜まりやすく、取り除きにくくなります。また、歯周ポケットは酸素が届きにくいので歯周病菌が増えやすくなります。

STEP.02

歯周炎

歯周病の進み方2

歯肉炎を放置しておくと歯周病菌が増え続けます。炎症が歯根膜や歯槽骨まで広がります。この状態を「歯周炎」と呼びます。

歯周炎が酷くなると歯を支える役割をしている歯槽骨が溶ける症状が出始めます。

STEP.03

歯が抜ける

歯周病の進み方3

歯槽骨が溶けると支えを失った歯がグラつきはじめます。

この段階になると歯茎も痩せて下がっていくので「歯が長くなった」ように見えるはずです。

さらに治療をしないで放っておくと、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病とその他の病気の関連性

歯周病と糖尿病

歯周病と糖尿病は関係性が深いことでよく知られています。

歯周病になりやすい

糖尿病の方は、免疫力が低く歯周病菌にもかかりやすい状態です。

また、身体に備わった自己修復機能も低下しています。歯周病菌による破壊に対して修復が追い付かないので歯周病が進行しやすくなります。

治療の効率が下がる

歯周病菌の出す毒素が歯肉の毛細血管から血液中に取り込まれると、インスリンの働きを妨げる原因になることがわかっています。このため、インスリン注射の効きが悪くなります。

逆を言えば、歯周病の治療が進むと糖尿病が改善する場合があります。

糖尿病とは?

糖尿病とは、何らかの理由で「インスリン」と呼ばれるホルモンの働きが悪くなったり、量が少なくなることです。インスリンは「糖」を分解し「エネルギー」として全身に吸収させる働きを持ちます。つまり、インスリンに不具合が起きると各臓器が栄養不足の状態になります。

網膜症、腎症、神経障害などの症状が出たり、免疫力の低下により感染症にかかりやすくなります。

歯周病と全身疾患

心臓発作・脳卒中

米国歯周病学会の報告では、歯周病にかかっている人が心臓発作を起こす危険度はそうでない人の2.8倍、脳卒中は3倍と言われています。

早産

歯周病のある人の早産の確率は7.5倍も高いと言われています。

血栓・動脈硬化

歯周病菌が血管に入り込むと、血栓を作ったり、血管を細くしたりします。また、重い歯周病がある人ほど動脈硬化があることもわかっています。

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